- 休日に予定がないと、もったいない気分になる
- 一人暮らしの女性って、休日は何をしてるんだろう
- 外出したり人に会うと疲れるから、休日くらいは家で過ごしたい
- 休日に一人ぼっちだと寂しい人と思われそう
50代一人暮らしの女性では、休日の時間のほとんどを自分のために使える人が多いでしょう。
しかし自由な時間があっても、その時間を有意義に過ごせているとはかぎらず、せっかくの休日が「何をしたらいいか分からない」「何もせずに一日が終わってしまった」という風になってはいませんか。
もちろん休日の過ごし方は人それぞれで良いのですが、楽しくないと感じてしまうことは残念ですよね。
今回の記事では、50代一人暮らしの女性に向けたおすすめの休日の過ごし方と自分時間の楽しみ方について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
一般的な50代女性の休日の過ごし方
社会人の独身男女に行われた「休日の過ごし方」の調査結果を紹介します。
年代や性別で分けると多少結果は違ってくると思いますが、トータル的に一人で自宅で過ごす人が多いことがわかります。
私はインドア派なので、休日は自宅で過ごすことが大半です
50代になると、若い頃のようにアクティブに休日を過ごすことはしんどくなり、自宅でゆっくりと過ごす人が増えますが、休日の過ごし方に正解はなく自分が満足できることが大切です。
「後悔してしまう休日の過ごし方」として、「寝すぎる」「動画・テレビばかり観ている」「ダラダラ過ごす」という回答がありますが、これらの過ごし方も人によっては満足できる休日の過ごし方かもしれません。
一人暮らしにおすすめの休日の過ごし方:屋内編
屋内であれば服装などの身なりを気にしなくて良いのが大きなメリットで、部屋着のままでノーメイク、ぼさぼさの髪でも気にする必要がありません。
誰かに干渉されたり合わせる必要がなく、自分がしたいことを自分のペースでできるのは、とても気楽で贅沢な休日の過ごし方です。
私はワンコと戯れたり、コーヒー片手にお菓子を食べながらブログを書いている時間が幸せです
「休日はおうち時間を満喫したい!」そんな一人暮らしの女性におすすめする、屋内での休日の過ごし方について紹介していきます。
- 手の凝った料理を作る
- 宅トレでからだを引き締める
- 普段より念入りな美容で自分磨き
- 部屋の模様替えでプチリフォーム気分
- 好きなことに没頭して時間を忘れる
- 習い事を始めて新しいことを学ぶ
- 映画やドラマ鑑賞を一気に観る
- 副業を始めて資産を増やす
手の凝った料理を作る
仕事の日には時間がないため、作り置きおかずやスーパーの惣菜などで食事を済ませている人が多いでしょう。
一人暮らしだと自分の分だけ用意すれば良いので気楽な反面、好物ばかりになったり栄養も偏りがちです。
時間のある休日には手の凝った料理を作って自己満足感に浸ったり、作り置きおかずを用意して仕事日に料理をしなくても良い状態にしておけば、家事の負担を減らすことができます。
ちなみに私は料理が超苦手なので、ひたすらミールキットに頼る生活です
宅トレでからだを引き締める
ジムに通ってトレーニングするのもアリですが、YouTubeを活用して宅トレすれば、無料でトレーニングし放題です。
しかし「誰かに付いてもらわないと続かない」「同じように頑張っている人がいた方がやる気が出る」ような人はジム通いの方が合っているでしょう。
私はYouTubeの宅トレを毎日15分しており、たったの15分と思われるかもしれませんが、一週間毎日すればトータル1時間15分なので、なかなかの時間数になります。
ちなみに私の宅トレはもっぱらマリネスさんに頼みです
普段より念入りな美容で自分磨き
仕事の日はパパッと済ませてしまうお肌のお手入れも、時間に余裕のある休日であれば念入りに行えます。
私は美容に時間やお金をかけませんが、休日には顔のピーリングやパック、全身をボディスクラブで磨くなど、最低限のお手入れは心掛けています。
看護師という仕事柄、手荒れしやすく爪も傷みやすいので、ハンドケアには気を遣っています。
訪問看護をしていたときの日焼けの影響か、最近シミが急激に増えてきたのが悩みです
部屋の模様替えでプチリフォーム気分
家具を移動させるような大掛かりな模様替えは時間も体力もかかるので躊躇しますが、小物の配置や種類を変える、敷き物やカーテンを交換するなどは手軽に行えるうえ、部屋の印象がグッと変化します。
私は衣替えの時期に合わせて敷き物やカーテンの交換を行いますが、毎回新調することはせずお気に入りのものを厳選して購入し、長く使用するようにしています。
でも小物に関してはときめく物に出会ってしまうと、つい購入してしまいます
好きなことに没頭して時間を忘れる
趣味などの好きなことに没頭するのも充実した休日の過ごし方です。
趣味ときくと読書や料理、手芸などを想像するかと思いますが、別に趣味がある必要はなく、なんなら私にも趣味といえるものはありません。
自分が好きなことをして時間を忘れるくらい楽しく過ごせれば、満足感のある休日になるはずです。
時間を忘れて夢中になることを「フロー状態」といい、幸福感やパフォーマンスが高まる効果があります
キャリアアップにつながる習い事を始める
習い事というと教室に通うイメージがありますが、今は通信教育やオンライン教室も充実しているので、自宅で習い事を始めることが可能です。
英会話やプログラミングは定番人気ですが、どうせ学ぶなら仕事に活かせてキャリアアップにつながる習い事がおすすめです。
ときに資格ゲッターになっている人を見かけますが、資格をとるために時間とお金をかけてもそれを活かす機会がなければ、ただの自己満足になってしまいます。
通信教育やオンライン教室では通学の時間がないのが大きなメリットですね
映画やドラマ鑑賞を一気に観る
仕事の日に時間がなくて観れなかった映画やドラマを休日に一気に観るのは至福の時間です。
テレビだけでなく、NetflixやAmazonプライムなどのオンライン視聴サービスも充実しているので、登録している人も多いでしょう。
しかし膨大な数の映画やドラマを観れるのはうれしい反面、休日といえども観る時間を決めておかないとエンドレスになってしまうことが難点です。
私はプレミアム会員になるくらいYouTubeが大好きで、休日にはお気に入りの動画サイトをひたすら観ていますが、本当にあっという間に時間が経ってしまいます
副業を始めて資産を増やす
本業収入だけでは不安な人や資産形成に興味をもつ人が増えている影響から、副業が注目されるようになっています。
ライターやせどり、動画編集、プログラミングなど在宅でできる副業は多くありますが、すぐに収入につなげることは難しいですし、始めるにあたり初期投資の費用もかかります。
まずはスキルを身につけることからのスタートですが、挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。
国が副業を推進しているものの、副業を規制している会社もあるので確認が必要です
一人暮らしにおすすめの休日の過ごし方:屋外編
屋外で過ごすときには身なりに気を遣うのが少し面倒ですが、外出することで日頃の運動不足が解消されたり、五感が刺激されて脳が活性化されるなどの効果があります。
車通勤や屋内で働く人は外出の機会が少ないため、休日の外出で季節の変化に気付くことも多いかと思います。
小腹が空いた状態でスーパーに行くと、食べ物を衝動買いしがちなので注意しましょう
「休日は外の空気を吸ってリフレッシュしたい!」そんな一人暮らしの女性におすすめする、屋外での休日の過ごし方について紹介していきます。
- 近所をウォーキング
- 一人旅でリフレッシュ
- 費用がかからないプチ遠出
- ちょっと贅沢にエステやマッサージ
- ジムでからだを鍛える
- 自分へのご褒美選び
近所をウォーキング
目的地を決めずに、ぶらぶらと近所を歩くだけでも良い気分転換になります。
私の近所には一軒家が多くあり、ウォーキング中に新築中の家を見つけては完成までの経過を見届けるのが小さな楽しみになっています。
普段の移動手段が車の人は、いつもは車で通っている道を実際に歩いてみると「このお宅はワンコを飼っているんだ」「こんな抜け道があったのか」など今まで気付かなかった発見があると思いますよ。
私は休日にワンコを連れて近所を30分ほどウォーキングするのが日課です
一人旅でリフレッシュ
一人旅は寂しいと思われがちですが、一度経験してみるとハマる人は多いと思います。
自分のペースで回れて自分の行きたい所に行けるので、相手に合わせたり気を遣う必要がなくとても気楽です。
最近はおひとり様限定ツアーが充実しているので、ツアー旅行に行きたいけどツレがいないときに利用してみてはいかがでしょうか。
私はおひとり様限定ツアーも、難易度が高いと言われるおひとり様ディズニーも経験してますが、すごく楽しかったですよ
クラブツーリズムはおひとり様限定ツアーの元祖で私も何度か利用していますが、国内外を問わずプランがとても充実しているのでおすすめです。
費用がかからないプチ遠出
泊まりの旅行は費用がかかるし、まとまった休みが取れないという人には、日帰りできる距離の遠出も良いでしょう。
宿泊代がかからないので費用が抑えられますし、疲れも少ないので仕事への影響も出にくいです。
外出や旅行は楽しくてリフレッシュできますが、50代になると疲れが残りやすいので、体力を考慮した計画が必要になります。
私は旅行から戻った翌日は休日にして体力を回復しています
ちょっと贅沢にエステやマッサージ
費用はかかってしまいますが、たまにはエステやマッサージで贅沢するのもアリでしょう。
非日常的な経験は気持ちを豊かにしてくれますし「またこの経験をしたいから頑張ろう!」という仕事へのモチベーションにもなります。
初回特典などで割引サービスを上手く活用すればお得に利用できますが、勧誘されてもきちんと断れる強い意志が必要です。
くれぐれも高いオプションや商品をすすめられて予算以上の出費にならないようにしてくださいね
ジムでからだを鍛える
屋内編では宅トレを紹介しましたが、一人ではモチベーションが保てず、誰かに付いてもらう方が頑張れるという人もいます。
そのような人はジム通いの方がトレーナーに直接指導してもらえるし、ジム仲間から刺激を受けることも多いのでトレーニングの効果も出やすいでしょう。
筋トレを行うと、精神を安定させるセロトニンや意欲を向上させるテストステロンの分泌が促されるので、からだを鍛えることでストレス解消の効果が期待できます。
筋トレ前はおっくうでも筋トレ後には爽快な気分になるのは、ホルモンの効果も影響していますね
自分へのご褒美選び
年齢とともに物欲は低下していきますが、素敵な商品を眺めたり、気に入った物があれば購入するのはやはり気分が上がるのでので、ときには自分にご褒美をあげてください。
私は衣服や装飾品に対する物欲は若い頃から少なかったものの、美味しい食べ物には目がなくデパートの物産展には必ず足を運びあれやこれやと購入していました。
今はそこまで強く欲しいと思う物はなく、衝動買いも減りしっかり厳選して購入を考えることができています。
本当に必要なものを見極められれば、自分へのご褒美選びも失敗することは少なくなります
番外編:老後に備える休日の過ごし方
50代になると老後の生活をリアルに考えるようになってきます。
判断力や行動力のある50代のうちに退職後の生活プランを立てておくことは、老後の不安を減らすことにつながります。
もしも50代である現在、不健康な生活習慣が身についてしまっており、それを改善しないまま放置していると老後の健康状態に影響する可能性は大です。
老後に無計画で慌てることがないように、50代のうちに退職後の生活プランを立て始めましょう
- 終活を始める
- 健康維持のための運動や食事の習慣化
終活を始める
定年退職以降も元気に働いている人もいれば、自分のやりたかったことに新たに挑戦する人もいて、退職後の人生はさまざまです。
女性の平均年齢が87歳(2022年時点)を超えるなか、老後資金が心配で働き続ける場合も少なくないでしょう。
独身者は老後に頼れる人がいないため老後生活に強い不安を抱いてしまいますが、そのような場合には終活を始めてみてはどうでしょうか。
終活の内容にはエンディングノートや遺言書の作成、財産整理、断捨離、生前契約の検討などがありますが、そもそも終活とは自分の死期が近づいてから行うものではありません。
終活とは「今の自分を見つめ直し、残りの人生を健やかで充実して過ごすための活動」なので、いつから始めても早くはないです
健康維持のための運動や食事の習慣化
運動不足や暴飲暴食などの乱れた生活習慣も若い頃ならいざ知らず、50代にもなるとダイレクトに健康状態に影響します。
生活習慣病にかかると老後のQOLは一気に下がりますし、50代女性には更年期症状に悩まされる人も多くいます。
いくら運動や食事に気を付けていても避けられない病気もありますが「治療」よりも「予防」が大事であることはもはや常識です。
健康に自信がある人も人間ドックなど、毎年の健康診断は必ず受けてくださいね
自分時間を楽しむためのコツ
せっかくの休日ですから、自分時間をとことん楽しみたいものです。
休日の終わりに「なんかイマイチな休日だった」とならないための自分時間を楽しむコツを紹介しますが、ここに自分なりのルールも足しておけば、さらに楽しい休日になるはずです。
楽しまなくてはいけないと気負う必要はありませんが、多少はスケジュールを立てておく方が時間を有効に使えるので、ゆるくメリハリをもって自分時間を楽しんでください。
私はかんたんな「やることリスト」を作っています
- お金の使い方にメリハリをつける
- 自分の好きなことや興味のあることをする
- ざっくりとスケジュールを立てておく
- 前日の夜更かしや朝寝坊はしない
- やることは朝に済ませておく
- 残念な過ごし方を知っておく
お金の使い方にメリハリをつける
旅行や外食などお金のかかることは楽しいですが、使えるお金には限りがあります。
かといって節約ばかりの我慢生活では虚しくなるので、必要なものにはお金をかけてメリハリをつけることを意識しましょう。
私は唯一のサブスクとしてYouTubeのプレミアムに月額1,280円を払っていますが、広告の非表示やバックグラウンド再生など多くの特典があり、金額以上に活用し楽しませてもらっているのでとても満足しています。
この金額が高いか安いかは人それぞれの感覚によって異なりますが、私は価格ではなく価値で判断しているので高いとは感じていません
自分の好きなことや興味のあることをする
休日にはどこかに出掛けたり、何かすることを義務のように感じている人がいますが、そんな休日の過ごし方は楽しくないし有意義ではありません。
無理に楽しもうとしたり、何かしようとしたり、誰かと会おうとする必要はないのです。
人の目は気にせず、自分が好きなことや興味のあることだけして、気楽に過ごせることが大切です。
休日に何をしているかでマウントをとってくる人がいますが、自分の過ごし方を相手に話す必要はありません
ざっくりとスケジュールを立てておく
ガチガチに予定を詰め込むことはおすすめしませんが、行き当たりばったりの過ごし方にならないように、ざっくりとしたスケジュールは立てておきましょう。
やることリストを作っておくと、後からし忘れたことに気付くという事態は避けられます。
まったく予定のない休日ももちろん楽しいので、あえて予定を入れないのもアリです。
私は予定がない休日は贅沢でうれしい反面、落ち着かなくて結局何かしらをしています
前日の夜更かしや朝寝坊はしない
翌日が休みだと「朝寝坊しても大丈夫」という安心感と解放感から夜更かしをしがちです。
朝寝坊すると、一日のスタートが遅れてしまうだけでなく、生活リズムが崩れてしまいます。
休みの日くらい夜更かしや朝寝坊しても良いじゃないかと考えますが、年齢とともに乱れた体内時計は戻りにくくなるので、せっかくの休日に頭がボーっとするなどの不調を抱えてしまう原因になりかねません。
休日平日に関係なく、毎日の起床時間は同じにして朝日を浴びることで体内時計が整います
やることは朝に済ませておく
家事など休日でもするべきことがあれば、朝のうちにさっさと済ませておきましょう。
目覚めてからの約3時間が最もパフォーマンスが高いといわれており朝に作業をする方が効率的ですし、することが残っているとそれが気になってしまい心から休日を楽しむことができません。
やることを済ませておけば、あとは心おきなく休日を楽しむだけです。
私は毎日4時起床で、家事はすべて朝のうちに済ませています
残念な過ごし方を知っておく
休日の終わりに「今日一日何してたんだろう」という気持ちになると悲しいですよね。
冒頭のアンケート調査結果の「後悔してしまう休日の過ごし方」のような一日であっても、すべての人が後悔するわけではなく満足と感じる人もいます。
「動画・テレビばかり観ている」が2位にランクインしていましたが、私なら一日中動画を観て過ごす休日は後悔どころか最高の一日です。
自分にとって残念に感じる休日と、心地良いと感じる休日の過ごし方を知っておくことが大切です
まとめ:休日は自分の自由に過ごそう!
今回の記事では、50代一人暮らしの女性に向けたおすすめの休日の過ごし方と自分時間の楽しみ方について紹介しました。
休日は自分が好きなように過ごせば良いのですが、周囲の目が気になったり、他の人と比べたり、何かをしなくてはいけないと気負ったりなど、休日を楽しめない状況を自分で作ってしまう人が多くいます。
「楽しい」と感じることは人それぞれなので、まずは「自分にとって楽しいこと」から始めてみましょう。
紹介したなかで気になる過ごし方があればぜひ参考にしていただき、もっと自由に休日を楽しんでくださいね
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