【rebake(リベイク)活用術】 ロスパンで節約&食品ロス問題に貢献しよう!

みなさんは食品ロス対策に取り組まれていますか?

すぐに利用する予定の食材は賞味期限が近いものを購入する、必要な分だけ購入して余らせない、外食では食べ切れる量を考えて注文するなど、いろいろな対策があります。

私は食材の買い物を週1回と決めているので、1週間で使い切れる量を購入するようにしており、賞味・消費期限が近い食材や値引き商品も積極的に活用しています。

普段の食材の購入ではスーパーやミールキットを利用することが多いですが、ネットで購入するときにも食品ロス対策を意識しています。

パン好きの私がよく利用しているのはrebake(リベイク)という、パンのお取り寄せのネット通販サイトです。

rebakeでは全国のパン屋からのお取り寄せができるだけでなく、パンの廃棄を減らすためにロスパンを積極的に扱っています。

今回の記事では食品ロスの現状や、パンの食品ロス対策に貢献できるrebakeの紹介・活用法についてお伝えしたいと思います。


目次

食品ロスの現状

令和3年度の食品ロス量は523万トン(前年度比+1万トン)、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は279万トン(前年度比+4万トン)、家庭から発生する家庭系食品ロス量は244万トン(前年度比▲3万トン)となっています。

事業系食品ロスとは、食品製造の過程で発生した規格外品、外食店やスーパーなどでの売れ残り品、客の食べ残しなど、また家庭系食品ロスは、家庭で発生した食べ残し、買い過ぎによる廃棄、直接廃棄(未開封の食品を捨てる)などのことです。

国民一人当たりの食品ロス量は年間約45㎏発生しており、これは年間の米の消費量53㎏に相当する量で量で、1日に換算すると国民一人当たり約124gで茶碗約1杯分のご飯の量になります。

ハナ☆ハナ

家庭系食品ロスは全体の約半数を占めており、食品ロス問題は事業者だけでなく、国民一人ひとりが問題意識をもって取り組むことが必要な課題です

rebake(リベイク)とはパンのお取り寄せ通販サイト

rebakeはパンのお取り寄せ通販マーケットで、日本全国900店舗以上のこだわりのパン屋が集結しています。

まだ食べられるけど廃棄せざるを得なくなったパン(ロスパン)をrebakeでは積極的に扱っています。

売れ残らないように計算しながら作っていても、ロスになってしまうパンは少なくありません。

rebakeが約100店舗のパン屋に行った聞き取りでは、小さめのパン屋より大きめのパン屋でロスが多く、大きめのパン屋では平均で作ったパン全体の約5~10%も廃棄せざるを得ないそうです。

ロスは日々の状況によりいつ発生するかわからないため、購入者はロスパンが出たときに送ってもらえるように予約し、配送されるまで待つ代わりに、お得な値段で購入することができるシステムになっています。

ハナ☆ハナ

パン屋はロスになり利益が出ないはずだったパンを売ることができ、消費者は美味しいパンをお得な価格で購入でき、食品ロス対策にも貢献できるという三方良しの仕組みです

どのようなパンが届くの?


いろいろな種類のパンが入ったセット商品が届きますが、内容はパン屋にお任せになります。

それぞれのパン屋の購入ページには、パンの写真や説明、内容量、保存方法、原材料名、賞味期限など詳細な情報が載っています。

またロスパンが発生したときに発送されるため、配達日の指定はできません。

ロスパンではなく自分でパンを選びたい場合には、お店で特に人気の逸品を詰め合わせた『特製セット』があるので、自分へのご褒美や家族・友人へのプレゼントとして購入するのもおすすめです。

どのくらい入ってるの?

S・Ⅿ・Ⅼ・XLの4サイズになっています。

引用元:rebake

rebakeの注文方法

注文方法の流れについて説明します。

会員登録する

まずは会員登録が必要なので、rebakeのホームページから登録を行います。

rebake会員は購入数によって「スタンダード」「VIP」「VIPシルバー」「VIPゴールド」のグレードに分けられます。

特典として、グレードが高いとメール通知予約が優先的に送信されたり、不定期で発行されるグレード別クーポンがもらえます。

商品を選ぶ

パン屋の数もパンの種類も膨大なので、まずは検索で条件を絞ることをおすすめします。

検索項目には、商品タイプや価格、タグの選択、サイズ(目安人数)、お店の都道府県、キーワードなどがあり、かなり絞り込んだ検索ができます。

キーワードを「マラサダ」で検索すると4件ヒットしました。

引用元:rebake
ハナ☆ハナ

購入者のコメントもとても参考になるので、ぜひ活用してください

購入手続きを行う

購入する商品が決まったら「購入手続きへ」をクリックして購入手続きを行います。

引用元:rebake

送料は一律ではありませんが、会員登録後に商品ページを見ると、自分の住所に合った送料が表示されます。

購入制限がかかっているとき

人気商品は購入制限がかかることが多いですが、お気に入り登録とメール通知予約をしておけば、購入制限が解除されると通知がきます

人気のパン屋は購入制限が解除されるとすぐに購入予約が入るので、あっという間に購入制限がかかってしまいます。

配達日時の指定

ロスが出たときに予約順に発送されるため、日付の指定はできませんが、受け取れない期間を最大で2週間まで1回だけ設定することができます。

配達時間は購入時に選択でき、購入後であればマイページからパン屋にメッセージで連絡することができます。

支払い方法

クレジットカードまたは銀行振込の支払いが選択できます。

商品が届く時期

購入予約した即日に発送されることもあれば、1ヶ月以上待つ場合もあります。

購入後にマイページで到着までの目安が確認できますが、過去の発送頻度を元に表示されるため、実際とは異なる場合もあるので参考程度にしてください。

『rebake特急おたのしみ便』というお任せセットは、基本的に注文の翌日から5日以内にパン屋から発送されるので、すぐにパンが欲しい方におすすめです。

ハナ☆ハナ

私も一度利用したことがあります
お店を選べず商品も届いてからのお楽しみになりますが、福袋感覚で楽しいですよ

rebakeのメリット

  • 食品ロス対策に貢献できる
  • 長期保存できるので、好きなときに食べられる
  • お得な値段で購入できる
  • 日本全国のパン屋からお取り寄せできる
  • オプションで入れてほしいパンを指定できる

食品ロス対策に貢献できる

自分がロスパンを購入することで救うことができた小麦畑の数値を、マイページで確認することができます。

引用元:rebake

私はこれまでの購入で約75㎡の小麦畑を救ったそうです。

数値化されると、自分が食品ロスに貢献している実感があり、モチベーションも上がりますね。

長期保存できるので、好きなときに食べられる

rebakeではほとんどのパンが冷凍状態で届くので、冷凍保存したパンを好きなときに少しずつリベイク(パンを焼き直す)して食べられます。

賞味期限や保存方法はそれぞれのパン屋のページに記載されており、詳しい賞味期限はパンに貼られているラベルや同封されたパンの一覧表などで確認できます。

お得な値段で購入できる

ロスパンは店舗で購入するよりも割安な価格で購入できるので、食費の節約になります。

実際に店舗で購入したことがあるパン屋もrebakeに参加されており、ロスパンとはいえ店舗価格よりもかなりお安い価格で販売されていて驚きました。

rebakeでのお取り寄せと実店舗での購入の両方で売り上げに貢献したいです。

日本全国のパン屋からお取り寄せできる

日本全国900店舗以上のパン屋から、スマホひとつで簡単にお取り寄せができます。

遠方のお店だと送料は多少かかりますが、実際にそこまで買いに行くことを考えれば全然安いものです。

パン屋の数もパンの種類も豊富なので、次はどれを買おうかと選ぶ楽しみと、迷って決められない悩みがあります。

ハナ☆ハナ

美味しそうなパンの写真をみているだけで幸せな気分になります♪

オプションで入れてほしいパンを指定できる

ロスパンのセット商品は基本的に内容を選べませんが、通常のパン代にオプション代をプラスすることで、入れてほしいパンを指定できる機能があります。

看板商品や人気商品、気になるパンなどがある場合にオプションをおすすめしますが、オプションで選べるパンの種類は限定されており、パン屋によっては設定されていない場合があるので、商品ページで確認してください。


rebakeのデメリット

  • 人気店のロスパンは購入が難しい
  • 配達日がわからない
  • 冷凍庫のスペースの確保が必要
  • 衛生面で不安なお店がある

人気店のロスパンは購入が難しい

購入制限解除の通知がきてすぐにアクセスしても、また購入制限になっていたり、そもそも通知がこないお店もあります。

通知は会員のグレード順に送られるので、上位グレードの人が通知がきてすぐに購入するとその時点で購入制限がかかるため、下位グレードの人にまで通知は届きません。

配達日がわからない

ロスが発生すると予約順に配送となるため、配達日はわかりません。

しかしマイページで順番の確認ができ、直前にはお知らせメールが届くので、こまめにチェックしながら楽しみに待っていてください。

冷凍庫のスペースの確保が必要

注文したパンのサイズに合わせて冷凍庫のスペースの確保が必要です。

ハナ☆ハナ

たくさん食べたくて、つい大きいサイズを選んでしまいがちですが、届いてからスペースを確保するのに慌てないように注意してくださいね

衛生面で不安なお店がある

基本的にパンはひとつずつ個装されていますが、袋からパンが飛び出していたことがありました。

食品なので段ボールの中にパンが転がった状態になっているのは衛生的に問題です。

今までrebakeを20回ほど利用してきましたが、包装が不十分と感じたのは2回程度で、ほとんどのお店がとても丁寧にパンを包装してくれています。

実食レポ:マラサダドーナツのお店 岡山店

マラサダドーナツという名前を知ってはいるものの食べたことがなく、興味もあったのでマラサダドーナツのお店 岡山店でロスパンを注文しました。

ちなみにマサラダとはハワイでよく食べられているローカルスイーツで、ドーナツのように生地を油で揚げるお菓子ですが、イースト菌を加えて一度生地を発酵させているのが特徴です。

伝統的なマラサダは粉砂糖を振りかけてシンプルに食べますが、中にクリームやチョコレートが入ったものもあります。

このお店のお取り寄せパンはこちらの1種類でした。

引用元:rebake

待ち人数も3人以下なので、わりと早く届くことが期待できそうだし、大きさもSサイズなので冷凍庫のスペースも大丈夫そうです。

購入すると、マイページで到着までの予定期間と待ち人数を確認することができます。

今回は待ち人数は0人で、注文した翌日に配送されました。

発送直前と発送後にはこんな内容のメールが届きます。

ハナ☆ハナ

rebakeではパンが入った箱のことを宝箱とよんでいます

宝箱(注文したパン)が到着

注文日から2日後に冷凍便で宝箱がやってきました。

13種類のマラサダドーナツが段ボールに詰められており、箱を開けるとドーナツの甘い匂いが充満していてテンション↑

スペースを確保しておいた冷凍庫に急いで入れていきます。

メニュー表が同封されており、原材料や賞味期限、保存方法も記載されていました。

リベイク(焼き直し)して実食

同封されていた「おいしいお召し上がり方」を参考にしてクリーム入りのマラサダドーナツをリベイクしました。

揚げパンの中にフィリングが入っている、という感じですね。

思ったよりも油っこくなく、サクサクとした食感でやさしい味わいでした。

これはいくつでも食べ続けれてしまうので、一気に食べてしまわないように1個ずつ解凍していただくのをおススメします。

お店からの直筆のお手紙と紹介チラシが入っていました。

機会があればお店で揚げたてのマサラダを食べてみたいですね。

ハナ☆ハナ

マサラダ以外のメニューもいろいろあって気になります…

おすすめのお取り寄せパン

私は今までrebakeを20回ほど利用しており、どのパン屋にも満足していますが、その中でも特におすすめの2件を紹介します。

雲のむこうはいつもあお空

引用元:rebake

京都府にある食パンの専門店で、商品は『幸せ詰めセット ¥3,500(税込)』のみです。

とにかく人気で、購入制限解除の通知メールが届いたことは一度もありません。

rebakeのホームページを見ていたときに、たまたま購入制限が解除されており、運よく購入することができました。

イギリス食パンと、プティという小さいサイズの食パンが入っており、プティはチョコやいちご、くるみ、チーズ&ベーコン、抹茶など種類が豊富ですが、どれが入っているかは届いてからのお楽しみです。

食感はもっちりで素朴なでやさしい味わいで何度でも食べたくなりますが、とにかく競争率が高すぎて購入できません…。

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引用元:rebake

岡山県にある元フレンチシェフが作っているパン屋です。

商品は『フレンチシェフが作るこだわりパンセット(Mサイズ)¥4,050 税込』と『フレンチシェフが作るこだわりパンセット(Sサイズ)¥3,000 税込』の2種類です。

すべてのクォリティが高く、こだわりをもって丁寧に作られているのがわかります。

私はカンパーニュ生地のパンがお気に入りです。

こちらのお店も人気で、いつも購入制限がかかっています。

ハナ☆ハナ

これまでに3000個を超える発送をされており、Mサイズには17個前後のパンが
入っていて、店頭価格で約5,000円程度になるそうです!

おわりに

「令和3年度の食品ロス量は523万トン」という数字をみると、あまりにも膨大過ぎて自分にはできることがないと思ってしまいますが、個人でもできることはたくさんあります。

買い物の前には自宅にある食材を確認し必要な分だけ購入する、すぐに使う食材は賞味期限が近いものや割引商品を選ぶ、食べ切れる分だけ作る、食品ロス削減に取り組む店で外食するなど、普段の生活でできることは多くあるので少しずつ始めてみてください。

rebakeではロスパン対策以外にも、多くの子どもに食品ロスの現状と食の喜びを知ってもらうために、児童養護施設へパンセットを送ったり 、売り上げの一部を子ども食堂へ寄付しています。

また国産パン小麦の発祥の地である北海道で自然を守る活動をしている、知床財団への寄付も続けています。

パンが好きな方、ロスパンをお得に購入したい方、rebakeの取り組みに賛同し応援したい方などは、ぜひrebakeを利用してみてください。

きっとパン沼にはまってしまうと思います。

でもロスパンといえども、食べ切れないほどの量を購入することなく、美味しく残さず食べることを意識して購入してくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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