- なぜか貯金が貯まらない
- 老後のお金が足りるか不安…
- 自分に合った貯金や投資の方法を見つけたい
高収入と言われる看護師ですが、「お金が貯まらない」「お金を買い過ぎてしまう」など、お金のことで悩んでいる人は少なくありません。

ストレス発散にショッピングなどで散財しがちです…
独身看護師は「収入源は自分だけ」「これから先もひとりの生活かもしれない」という理由から、特に将来のお金に不安を感じており、「お金を増やすために、貯金や投資を始めたい」と考えている人も多いはずです。
この記事では、独身看護師におすすめの貯金と投資のコツを分かりやすく解説します。看護師の高収入を活かした資産運用や、独身ならではの貯金方法を知ることができ、将来のためにお金を増やせるようになります。



忙しくて時間がない看護師でもかんたんに実践できますよ
独身看護師が貯金を増やす方法


独身看護師が貯金を増やすためには、まずライフステージ(年代)に応じた貯金額の目標設定をしましょう。そして、「天引き貯金」や「ボーナスの半分以上を貯金」など、お金が貯まる仕組みを強制的に作ります。
- 貯金の目的がはっきりしない
- 残ったお金を貯金する
- 将来のライフプランを考えていない
これらは貯金が貯まらない人の特徴なので、当てはまる人は計画的に貯金することからスタートしましょう。



毎月余ったお金だけを貯金に回すのでは、貯金は増えません
年代ごとに貯金額の目標を設定する
収入の何%程度を貯金するかについては、ライフイベントがない独身時期や20代は20%、30代以降は12~16%程度が理想とされています。
ライフステージごとに必要なお金の金額は異なり、独身の時期は生活費がかからないため、給与の多くを貯金に回すことができます。しかし、結婚後は出産や子どもの教育費、マイホーム購入など、ライフステージごとに大きな出費が発生。そのため、これらの出費に備えた計画的な貯金が必要です。



子どもがいない独身者は、既婚者と比べると大きな出費は少ないといえます
給与を天引き貯金する
給与から自動的に一定額が引き落とされて貯蓄される「天引き貯金」は、確実かつ効率的に貯金できるというメリットがあります。お金を使う前に貯金しておくことで、「既に貯金できているので、残りのお金は使っても大丈夫」という安心感があり、「貯金するお金を残しておかないと…」と考えるストレスも減ります。
しかし、天引きする金額を高くし過ぎると家計がしんどくなってしまうので、生活に支障がない範囲内に留めてくださいね。



貯金を意識しなくてもお金が貯まるのはありがたいです
ボーナスは半分以上を貯金する
基本的には毎月の給与で生活ができる状態にしておき、ボーナスの半分以上は貯金に回すようにしましょう。
ボーナスは勤め先の業績や個人の評価によって変動するため、決まった金額が確実に支払われる保証はありません。生活費の補填やローン返済などにボーナスを充てるつもりでいると、支給額が少なかった場合に当てがはずれて慌てる可能性も。
ボーナスが出るとつい財布の紐が緩みがちですが、ここで散財するか貯金するかによって、将来の貯金額が大きく変わってきます。



ボーナスを当てにした家計管理は危険です
独身看護師が投資で増やす方法


「投資はギャンブルだから怖い」「失敗して損したら嫌だ」と敬遠してしまう人は少なくありません。
しかし、現在は初心者でもかんたんに安心・安全に投資が始められる環境を国が整えてくれています。NISAやiDeCoは国が推奨している投資で、少額から始められて税制優遇もあり、この制度を活用しないのはもったいないです。
投資はリスク資産(元本が保証されない資産)、貯金は無リスク資産(元本が保証された資産)と言われますが、インフレの現代において無リスク資産だけではお金はほとんど増えません。
投資なので「絶対に損をしない」という保証はありませんが、自分のリスク許容度に合わせて投資をするのは、将来の資産形成にとても有効です。
NISAで長期投資
NISAは、15~20年以上の長期的な資産形成に適した制度です。
投資で得た利益には、通常では約20%の税金がかかりますが、NISAは非課税となります。保有できる期間も無期限なので、長期投資による複利の効果を最大限に発揮できます。
積立投資と成長投資の2つの枠を組み合わせて、最大1,800万円まで非課税で運用できるので、資金に余裕のある人は枠内を最大限に活用してください。



NISAは長期投資が基本のインデックス投資と相性が良いです
iDeCoで老後資金を準備する
iDeCoは、老後資金を効率的に準備するための優れた制度です。
月5,000円から手軽に始められ、掛金の上限は加入者の属性(職業や国民年金の被保険者区分)によって決まります。税制優遇によって掛金全額が所得控除の対象となり、受け取り時にも一時金で受け取る場合は退職所得控除の対象になるので税負担も軽減されます。



節税効果はiDeCoの大きなメリットです
60歳まで原則引き出しができない、手数料がかかるといったデメリットもあるので、自身の状況や目的に応じた活用を検討することが重要です。
初心者向きの投資から始める
初心者向きの投資について紹介します。
- 株式投資
企業の株を購入し、その価値上昇や配当で利益を得る方法。リスクはありますが、長期的な資産形成に適している。 - 債券投資
国や企業が発行する債券を購入し、利息をもらう方法。比較的安全で安定した収入が期待できる。 - 投資信託
多くの投資家から集めた資金を専門家が運用し、様々な資産に分散投資する金融商品。少額から始められ、リスク分散が可能。
ちなみにNISAやiDeCoでは、株式や投資信託は購入できますが、債権は購入できません。債権を購入したい場合、投資信託などを通じて間接的に購入します。



長期的な視点をもって、無理のない範囲で始めましょう
家計管理を始めて収支を把握する


まずは家計簿をつけて、毎月の収入と支出を可視化しましょう。どこにお金を使っているかが分かり、必要な支出と不要な支出を区別できるので無駄遣いを減らせます。
家計管理を始めて収入と支出を把握できるようになると、無駄な出費が減るので貯蓄が増えます。



家計が改善されると、経済的な不安が軽減し「お金の管理ができている」という自信にもなります
家計簿アプリを活用
家計簿アプリは、収入と支出の金額を入力するだけで収支を計算し、グラフで分かりやすく表示してくれます。数字ばかりだと見づらいので、自動でグラフ化できるのはうれしい機能です。
銀行口座やクレジットカードと連携させれば支出を自動で記録できたり、スマホでレシートを撮影するだけで購入情報が自動で入力される機能もあります。自分で記入や計算をする手間を省けると、家計簿を付けるのがとても楽になります。



私も家計簿アプリを活用していますが、手書きよりも見やすく断然時短になります
固定費を見直し、余剰分を貯金や投資に回す
固定費の見直しにより支出を減らせれば、その分を貯金や投資に回すことができます。サブスクなど月単位では少額なものでも、年単位でみれば大きな支出です。
見直すべき固定費について見ていきましょう。
- 通信費
使用中の携帯電話会社やネット回線会社について、利用状況に合った料金プランへの変更、不要なオプションは解約する、乗り換えるなどで、無駄な出費を減らす。 - 保険料
ライフステージの変化によって不要になった保障(死亡保障や収入保障など)は解約。
独身であれば、生命保険は不要で公的保険だけで十分。どうしても不安なら、都道府県民共済などの割安な掛け捨て保険に加入する。
自動車保険の車両保険は、保険料に見合った補償が受けられない場合が多いので不要。 - 住宅ローン
金利の引き下げ交渉や繰上げ返済の検討、金利の低いプランに変更することで、月々の返済額や総返済額を大きく減らせる。 - サブスクや会費
利用していないサブスクや会費は、利用頻度に応じたプランに変更するか解約する。月々では少額でも、長期になれば大きな出費に。
節約し過ぎずに、無駄遣いを減らす
無駄遣いはダメですが、節約のやり過ぎはストレスになるので、長続きしません。ツライと感じない程度にとどめて、ときには予算内で浪費も楽しみましょう。
- 自炊を増やす
外食やコンビニの利用を減らして自炊する。 - ポイントやクーポンを活用
買い物の際にポイントカードやクーポンを利用。買い物するお店を決めておくと、ポイントが効率的に貯まる。 - まとめ買いする
日用品や食材をまとめて購入することで単価が下がる。しかし買い過ぎには注意。 - 必要なものだけ購入
買い物リストを作成すると衝動買いが減り、本当に必要なものだけを購入できる。 - セールを活用する
急ぎでないものは、セール時にお得に購入する。



私は週1回のまとめ買いと、買い物リストの作成を実践しています
お金の悩みを共有できる人を見つける


お金の悩みを共有できる人がいると「悩んでいるのは自分だけではない」という安心感があり、解決策を見つけるきっかけになります。さらにお金の管理や節約の方法など、実践的なテクニックを学ぶ機会にもなります。
たとえば、オンラインコミュニティでは目的をもって出会いを探すので、同じ悩みをもつ人を見つけやすいでしょう。日々の生活の中のコミュニティでは、どうしても出会いに限界があります。
専門的な立場から意見がもらいたい場合には、ファイナンシャルプランナー(以下FPとする)に相談する、または自分自身がFPの資格をとって知識を身につける、というのもアリでしょう。



お金の悩みを一人で抱え込まないようにしてください
オンラインコミュニティで情報交換を行う
オンラインコミュニティとは、ネット上で形成される共通の目的や関心を持つ人々のつながりのことです。SNSなどのオープンなものから、オンラインサロンのようなクローズドなもの、企業が運営するものなど、様々な形態のコミュニティがあります。
同じ悩みを持つ人と出会える、FPや税理士などの専門家からのアドバイスをもらえる、情報を効率的に収集できることなどがメリットです。
オンラインコミュニティには有料と無料のものがありますが、以下のような選択方法がおすすめです。
- 目的が明確で、質の高い交流や学びを求めるのであれば有料コミュニティ
- まずは様子を見たい場合や、コストを抑えたい場合は無料コミュニティ
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する
FPに相談すると、有益な情報を効率的に得ることができます。しかし、一部には金融商品やサービスの勧誘が目的のFPがいるので注意が必要です。一般的に、FPには以下のような相談ができます。
- 家計の見直し
- 資産運用のアドバイス
- ライフプランの設計
- 保険の見直し
- 相続や税金の相談
一人だけでなく複数のFPに相談して比較すると、より良いアドバイスがもらえたり、相性の良いFPに出会える可能性が高くなります。



一人ひとりの状況に合わせた最適な解決策を提案してもらえます
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格をとる
自分がFPの資格をとることで、家計管理や資産運用はもちろん、税金、保険、年金、不動産、相続など多岐にわたる分野の知識を習得できます。
自分に適用される控除や保障を見逃さずに活用できたり、お金に関する疑問や問題を自分で解決する力が身につくなど、メリットがいっぱいです。勧誘目的のFPに騙される心配も減らせるでしょう。



FP3級の資格があれば、お金に関する知識を幅広く得られます
独身看護師のお金事情


独身看護師の平均給与は、35万1,600円と一般の人より高いものの、貯金額は少ない傾向です。
年代別の貯金状況は、20代前半で100万円以上、20代後半から30代で400万円以上、40代・50代で1000万円以上の貯金がある人の割合が増加します。
参考:ナースではたらこ
独身看護師の貯金が増えにくい理由には、以下のようなものがあります。
- ストレス解消のための買い物
看護師はストレスの高い仕事のため、ストレス発散のための消費が増えがち。 - 自己投資への支出
資格取得やスキルアップのための支出が多くなり、一般女性の3倍ほど自己投資に費用をかける傾向がみられる。 - お金の知識不足
ライフプランや資産運用の知識が不足しており、効率的な貯金ができていない。 - 高収入による安心感
高収入のため、貯金の必要性を感じにくい。



せっかくの高収入をムダにしていますね…
まとめ


看護師は高収入ですが、仕事のストレスやお金についての知識不足などにより、貯金ができていない人が目立ちます。特に独身看護師は、自分で稼いで生きていくというプレッシャーから将来の不安を抱えやすいでしょう。
もし「自分は貯金ができていない」「老後資金が足りない」と気付いたなら、今からすぐに対策を始めてくださいね。
- 年代ごとに貯金額の目標を設定する
- 給与を天引き貯金する
- ボーナスは半分以上を貯金する
- NISAで長期投資
- iDeCoで老後資金を準備する
- 初心者向きの投資から始める



独身の看護師は高収入を活かして貯金と投資でしっかり資産をつくり、老後に備えていきたいですね!
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